中屋万年筆は3本目

中屋万年筆

先日、中屋万年筆3本目が届きました。

中屋万年筆と初めての出会い

2017年5月、大阪でのコンサートを鑑賞するため梅田へ。
ちょっと早めについて、NAGASAWA茶屋町をうろうろ。
ネットやSNSでしか見たことがなかったので、現物はどんなんだろうと。

店員さんに誘導されるまま、好みやペン先のことを話すと勢いでそのままオーダーとなってしまったのです。
「仕上がりは最長1年」と言われたので、それまでに貯金をすればいいか~と楽天的発想にさせる魔力を持っておりました。

思ったより早くに出来上がった

その5か月後出来上がりの連絡をもらいました。早いな~。でも早く手にできるとなるとうれしくなりました。
その翌月には「万年筆サミット」たるものが行われるということで、その時に受け取りでもいいか確認をしてOKをもらいました。

万年筆サミットにも魔物がいた

受け取りと目の前で調整もしてもらえるとのことで、着席。
テーブルには初日の朝いちばんということもあって、品ぞろえ抜群。
「これって何ですか?」その質問が命取りとなってしまったのです。

上:オーダーした白檀塗り(蒼溜)の十角ツイスト(ペン先:細字 染分け)

下:イベント直販(当時は)しか現れない緑溜の十角ツイスト(ペン先:中字)

HPでも緑溜は載っていなかったので、あれこれ質問するとこういうイベントの時しか販売しないということで、出会わないと買えない・・・と。これって「買いなさい」と神様が言ってるようにしか聞こえなかったのでした・・・神様なのか~悪魔だったのか~???

ということで、いきなり2本も家に連れて帰ることとなったのです。この時はさすがにカードを渡す手が震えました。

購入してから2年を迎えようとする頃

緑溜がどうも調子が悪く、2019年9月のペンクリニックで診てもらうこととなりました。
先生も大の中屋ファンということで、購入経緯などなど診てもらってる間話が盛り上がって盛り上がって。
先生の大事な中屋も見せてもらえました。2人で「やっぱいいよね~」と再熱して帰ったのです…
2年経つと手を震わせながら払った記憶もうっすらとしか残ってません。

すると、SNSで「何じゃこりゃーーーー」という中屋万年筆を見つめてしまったのです!!!

それがこれ。

背鰭ver1 黒溜
この曲線美に心を射抜かれてしまったのです。定番商品ではなく、期間限定で受注していることが書かれていました。(2020年3月現在は定番商品化)10月からは消費税もアップするし・・・2週間毎日睨めっこして、諦めきれずオーターしました。完全に駆け込みです。2年は我慢したけど、そろそろしびれが切れてきた頃だったようです。

こちらも最短で6か月待ちとのことでしたが、5か月ぐらいで仕上がってきました。軸は十角より太めですがすごく軽く感じます。

ペン先:中軟 ルテニウム
黒溜にはルテニウムって決めておりました。
書き心地は中屋の中でも1番というぐらい、軟ペンだけあってふわっと書けて、最高!!!

中屋万年筆の恐ろしいところは・・・

到着してあれこれ書いていると、次はどれを狙ってやろうか・・・と考えてしまうところ。
悪魔に取りつかれた感じです。一生に一本の代物なのに。
やけくそで欲しい万年筆を書いてみました。死ぬまでには買いきれないぐらいの本数・・・決して衝動買いできる代物でもないし、忘れた頃にならないとやってこないので本当に好きじゃないと楽しめないものだな~とは思います。到着した時に「何でこんなもの買ったんだろ・・・」って一度も思ったこともありません。軸も年数と使用頻度で表情を変えてくれるということなので、何年もかけて育てたいと思います!

にほんブログ村 その他生活ブログ 手帳へ
にほんブログ村

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました