久しぶりにtwitterを覗いてみると、メッセージをいただいていたことを知りました。管理が全然できてなくて、申し訳ない・・・私が持っている万年筆をもっと見てみたいと。有難いことです。自慢しちゃいます。
そこで、初めて買った中屋万年筆の白檀塗りをじっくり記事にしてみました。
初めてなのに、いきなりオーダー
こちらにも少しオーダーした経緯を書きましたが、私の初めての中屋はオーダーです。大阪のNAGASAWAでプラプラ~としていた時に青緑が光る万年筆を発見。中屋を持つならこれだな~と気楽に見ていたら、あれよあれよという間にオーダーしておりました。一生に1本となると完璧に好みを詰め込んだものにしないと。
白檀塗り
ショーケースの中にあった青緑が見え隠れする万年筆にくぎ付け。龍の廻り止めがついていて、いっかつい万年筆がその色でした。さすがにこの龍・・・と店員さんに色が好みなら形と合わせてオーダーできると聞いて、します!します!と選んだのが、白檀塗り。塗りのことまではわからず、とりあえず同じ塗りでお願いします、と。白檀塗りって今でもどういうものかよくわかりません。
漆芸の技法の一。金箔・銀箔・金泥などを施した上に透き漆をかけたもの。中屋万年筆より
白檀塗りに青と緑とあるようで、私の万年筆は青だと思われます。(オーダーシートを完成してすぐ処分してしまいました・・・)
角度によって、青に見えたり緑に見えたり、真っ黒に見えたり。この変化がたまらない。
十角ツイスト
中屋万年筆をお迎えするにあたり、形は絶対十角ツイストと決めておりました。塗りの変化を味わい、ツイストのカーブなんとも言えない・・・芸術作品。使い込めばこれまた違う味わいになるとか・・・楽しみ~。
ペン先・象嵌・クリップ
ペン先もこだわりました。この頃は細字しか考えられなくて、細字一択。染分けが抜群にカッコいい。調子に乗って象嵌まで入れました。
ここまでしたら完璧!と納品を待つのみ。するとNAGASAWAから連絡がありました。「クリップはゴールドよりシルバーの方がかっこういいのでは?と中屋万年筆より連絡がありまして・・・」私としたことが、ばっちり見た目OK!と思っていたところに落とし穴が。中屋万年筆の職人さんの目からすると、違和感があったのでしょう、ちゃんと連絡をしてくださり本当にありがとうございましたm(__)m
インクは一択ブルーブラック
初めて入れたインクはブラックでした・・・が、やっぱりブルーブラックだ!!!とそれからは一択です。調子も抜群なので、あれこれインクを変えず、ブルーブラックのみで行こうと思ってます。中屋にあれこれインクを入れるのはやっぱり恐ろしい・・・。
まとめ
中屋万年筆 白檀塗り 十角ツイスト 染め分け・・・と私史上最強の完璧な仕上がりでペン先の状態も完璧となると、中屋万年筆にどっぷりハマるのも無理がありません。お値段も高価でしたが、オーダーして本当に良かったと思います。握りしめてるだけど幸せになれまます。書き出すと、どんどこどんどこ走りだしスラスラ書けて、書いていて本当に幸せです。この完璧な万年筆のおかげ?せいで他にも2本お迎えしましたが、やっぱり白檀塗り(私は白檀と名付けてますが)が一番好きです。中屋で細字はもうお迎えすることはないと思います。この万年筆が良すぎて。次にお迎えするのは碧溜の十角ツイストと企んでますが、ペン先が悩む・・・それでも細字はないと思います。
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