2022年ゴールデンウイーク3年ぶりのペンクリニックで万年筆を調整してもらう 京都丸善本店編 

中屋万年筆

こんにちは!no-seです。2021年のゴールデンウイークも本日で終了。今年のゴールデンウイークはイベント・仕事・休息・家事とバランス良く過ごせたので、心も体も爽快な感じです。

私のゴールデンウイークのビックイベントの1つ、ペンクリニックへ3年ぶりに行ってきました~

ペンクリニックとは?

そもそもペンクリニックとは?と思う方もいらっしゃるかと。

書けなくなった、書き難い、全然使用していなかった・・・といった万年筆の状態をみて、書きやすく調整してくれるイベントです。基本無料で診てくれます。部品交換など重症になるとその費用が発生したり、またペン先を中字⇒細字などにしてくれるドクターもいるようで、そういった場合は有料になります。

ドクターは万年筆メーカーの方、万年筆を取扱っている会社の方など、みなさん経験と実績がある方ばかりなので安心してみていただけます。

私が利用しているペンクリニックの開催予定を知る方法としては

  • 有名文具店や万年筆取扱会社のホームページやSNSをチェック
  • ペンドクターのSNSやブログをチェック
  • 店頭にイベント開催案内をチェック

一番早くて便利なのはSNS情報ですね。わざわざホームページを見に行くとなると忘れがちですが、SNSだと飛んできてくれますから(笑)というものコロナ前までは先着順でしたが、コロナ後はどこも予約制になっているため、定員に達すると診てもらえないことも。

今回私もSNSで見て即予約の電話をしました。その段階で2日間の内1日は時間が限られてます・・・というお返事でしたが、私が希望している日はまだ時間が選べたのでラッキーでした!

ちなみに私がいつもお世話になっているペンドクターはサンライズ貿易の宍倉先生です。

株式会社サンライズ貿易 ←こちらのホームページでペンクリニックのお知らせと宍倉先生のSNSを見ることができます。

私が選んだ1本は中屋万年筆背鰭

コロナ後の3年ぶりのペンクリニックでは1人万年筆1本ということで、悩みました。この3年間で万年筆も増え、コロナ前から調子がいまいちだな・・・と思っている万年筆もチラホラ。

悩みに悩んで、いっちゃん高いのから攻めることにしました。

書き始めが擦れてしまうことが悩みでした。書いている時も何かいまいちだな・・・と思うことも。

診てもらった結果

  • 中軟なので、ペン先の当たりが狭いので角度で書きづら時がある
  • 中屋の中軟の中でも状態はいい方
  • ペン先を磨きすぎると中軟の良さが出なくなってしまうので、そこそこ磨いてもらう
  • インクを変えて「これ!」といったインクを見つけてもいいかも

私が中軟を操れ切れてないってことだな・・・と(笑)

それでも診てもらうことで安心してこのまま使い続けられるので、変な力が入らずペン先を痛める心配もなくなりました。

磨き上げてもらった後の書き味は「やっぱこれぐらいインク出ないとな~」と満足の書き味。

 

ペンクリニックで教えてもらったこと

重症ではなかった中屋はささっと治療され、所要時間10分はかからず。先生から「他に心配事はありませんか?」とお悩みを聞いてもらうことに。

今の私の悩みは

  1. いっぱい持っているセーラー万年筆のインクを消費するため、PILOTの万年筆に入れると乾いてカリカリしちゃう
  2. 「このメーカーの万年筆にはこのメーカーのインクだろう!」というとびっきりの相性ってありますか?
  3. 他にもいまいち・・・と思う万年筆がある・・・

1の悩みは「PILOTの万年筆はそもそもインクの出を固くして販売している!」という衝撃の事実を知りました。PILOTインクはフローがいいので、丁度よくなり、他のメーカーのインクを入れると渋くなり、乾いた感じがするとのこと。

2の悩みは「インクは入れてみないとわからない・・・」とのお返事。あれこれ入れてみて楽しんでみてください!とニコニコされていたので、先生自身が万年筆×インクの組み合わせを味わうのがお好きなんだな~と感じられました。確かに、好みも個人個人違うので「これだ!」と思うインクを探求するのが楽しみになってきました~

3の悩みも10分経っていないこともあり、持っていた万年筆を診ていただきました!しかも、中屋より「渋いですよ、これ」と重症でした(笑)

この3年間一人で悶々としていた悩みがスカッと晴れて「めちゃくちゃうれしいかったです!」とテンション高々になりました。次は大阪に来られるそうで、ぜひ来てくださいね~と。先生、優しいのはいいんだけど「もう万年筆は買わないって決めてたのに、やっぱ万年筆はいいよね~そっか~インクとの組み合わせが楽しみ~次、何買お?」という気持ちになってしまいます・・・ある意味沼人を正当化する怖いイベントです(/ω\)

 

2022年のゴールデンウイークはこのイベントのようにコロナ前に戻ったのでは?と思えるうれしいことや衣替えや掃除など暖かくなってやり切った満足感が得られる日が多いかったです。来週からまた平日が戻ってきますね・・・わたし、もどれるかな?・・・

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 手帳へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました