こんにちは!no-seです。ここ最近、お休みの日でもあっちこっち動き回る日々が続いており、やりたいことがあまり進んでいない毎日です。
お休みの日は「ずーと家に居たい」私がペンクリニックの告知があると一変、どうにかこうにか行けないものか!?と即行動します。今回のペンクリニックへ行くまでの流れと行った感想をご紹介します。
京都でのペンクリニックは5月と9月
コロナ禍前だと京都では5月と9月にペンクリニックが開催されていたので、そろそろペンドクターがやってこないかな~と気にかけていました。するとSNSで告知がありました。
(5月に開催された時の記事はこちら)
告知があったのは夜だったので、次の日の朝一番に電話にて事前予約を取りました。コロナ禍になって何が助かるって、ペンクリニックが事前予約制になってことです!前は先着順でした。予定が入っているとハラハラドキドキしてましたから。
今回の開催日は9月10日の土曜日と11日の日曜日でした。土曜日の夕方から予定があったので、それ以外の時間が取れればOKという気持ちで電話をしました。
予約状況は土曜日の午前中が比較的空いてますよ~とのこと。第一希望としていた朝一番ば取れました。
診てもらう万年筆を厳選
ペンクリニックで診てもらえる万年筆は2本、1人15分と決まっています。
診てもらいたい万年筆は山のようにありますが、大枚をはたいて買った重症の子から診てもらいたいところ。気になる万年筆を数本試筆からはじめました。
買いたての万年筆は気が高ぶっているのか、祈りなのか調子がいいと思い込みがちで、しばらく経つと「うん?何か調子悪いかも・・・」とテンションが下がり「箪笥の肥やし」ならず「ペンケースの肥やし」にしてしまいます。
ペンドクターに診てもらってない子たちを引っ張り出してきて、再度確認作業をしていきます。デスクの上にいっぱい万年筆を並べて私の中で重症そうな子を厳選しました。
左から重症度高め。2本ですが、15分以内に終われば、診てもらえるかも?の希望で4本選びました。
ペンクリニック当日
お店オープンが10:00。予約時間は10:30。伊東屋京都店は京都伊勢丹の10階にあるので、早めに受付を済ませるか、30分他の気になる売り場をみるか・・・他の売り場を見て気を取られて予約時間に間に合わなくてなってしまったら大変!ということで、直行しました。
まだ、ペンドクターは準備中とのことで、同じ階の北海道展へ吸い込まれるように見に行ってしまったり(笑)手帳のリサーチとあっという間に10:30になりました。
さて、本番。「またお会いできてよかったです」と言っていただいて、気恥ずかし・・・
順番に重症と思しき子から診ていただくと「スリットが狭いですよね・・・」とセーラー万年筆2本は「インクが出てないですもんね、これじゃ気持ちよく書けないでしょう?」そうなんです!の一言で、あっという間に私好みのヌラヌラを味わえました。
5分も経たないうちに2本が終わり「他に大丈夫ですか?」・・・待ってました、その言葉!
残りの万年筆も「何か引っかかるんです」「ペン先があっち向いてるような気がするんです」とど素人満載の症状説明に「ですよね・・・」とペン先を診てもらってわかってもらえたようで、作業しながら「ペン先の状態、今している作業、この作業をすることでこうなりますよ~」と丁寧に説明もしてもらえました。
15分ってこんなに長い?と思えるほど、万年筆とインクについて教えていただけました。
次に気になる万年筆は何ですか?
いつもいつも、ペンクリニックが終わると「次はどんな子を迎えようかな!」って新しい万年筆が欲しくなってしまうんです。
「次に気になる万年筆は何ですか?」とそれを見透かされているのか!?と思えるような質問をされて、悩みましたが「AURORAのオセアニアです」と答えてしまいました・・・(うーん、「中屋万年筆黒溜」もありか・・・)
とは言え、「限定発売」というゲリラ攻撃でそこまで手が回らないです・・・と答えると「わかります~」と笑いながら、万年筆沼人の会話になりました。
でもふと、私にとってこのどちらか?どちらも?の万年筆を購入する時が終焉になるかと思ってるんです、なぜか。(いつももう買わない!と言うとうるのに)
というのも、ビンテージのコーヒーカップを買い揃えていたことがあって、「この領域のカップには手を出さない、でも欲しい」っというカップがあったんです。ある時ご縁があって、とうとう手に入れてしまいました。すると、ピタッとそれから1客も買わなくなってしまったんです・・・
「懐も気持ちも満足した」と実感しました・・・もし、1番始めっからこのカップを手に入れてたら???こんなに遠回りせず、懐も痛めなかったのに!!!とも思いました。しかし、始めからそこに手を出していたら永遠と買い続けてるかもしれません。コーヒーカップを買い揃えようとした当初の目標は「365日違うカップでコーヒーが飲みたい!」でしたので(笑)
実際に使ってみて、使い心地・デザイン・カップの形・薄さ・重さ・・・「これってパーフェクトなんだ」とそれまでのカップと比べてわかりました。
万年筆に関してもここまで来たからこそ、有終の美を飾る万年筆はこれだ!と決めているのかも・・・そして、そろそろそれが近付いてきているのでは?と感じました。(舌の根も乾かないうちに限定発売があると、ひょいひょいと買おうかどうしようか悩む気持ちはまだあるかも)
2022年のペンクリニックの感想と2023年に向けて?
2022年は3年ぶりにペンクリニックが開催されてうれしい限りでした。5月と9月の2回とも自分の予定とバッティングすることなく、そして事前予約になったことで前よりも腰が重い私にとって参加しやすくなりました。
また、事前予約のいいところは周りに人がいないこと(笑)以前は数人が近くで順番待ちをするために椅子で待っていました。すると、相談する声が聞こえちゃって、気恥ずかしかったんです。
ペンクリニックに来られる方みなさん万年筆がお好きな方ばかりでしょう。すると質問内容に聞き耳持たれてるのでは?と思って、恥ずかしくて当たり障りのないことしか聞けなかったんです。(私が他の人のことを聞き耳持ってたから、他の人もそうしてるはず!って思い込みだけ???)
事前予約制となって、予約時間まで次の人も来ず、来られてても店内をウロウロされているので相談内容も聞かれることがありません(自分が知らないことを盗み聞きできないな・・・)
そんなこんなで2022年のペンクリニックは大満足に終わりました。来年2023年もぜひ京都に来てもらいたいです。来年になると遠方からの参加になるのでどうなるかわかりませんが、このためにスケジュール調整をしたいと思ってます!
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