こんにちは!クロスステッチをしていて「は!間違ってる」と気付いた時の悲しいこと、悲しいこと。今までの時間を返してくれ~ほどく時間をおくれ~糸がもったいない・・・と一気に気分が沈み、やる気がなくなる場面ですね。
そんなことにならないように、間違わない対策と間違った時の対処方法をご紹介したいと思います。
グリッド線を引く・糸でラインを縫う
Heaven and Earth Designs LLC
Birds Eye View
Copyright Heaven and Earth Designs 2009
Copyright Jane Wooster Scott 2009
全面刺しの場合はチャコペンでグリッド線を布に直接引きます。私は10ct×10ct。それ以外の作品は糸でここまで細かく区切りませんが、中心を見つけて十字に縫い、チャートのラインごとに糸で縫います。
グリッド線をチャコペンと糸で変えるのは、全面刺しの場合チャコペンの色が消えなくなったとしても上からステッチしてしまうので、作品に影響はでません。しかし、全面刺し以外の作品だと万が一チャコペンの色が消えなかった場合、とても残念なことになってしまいますね。
ステッチしている時は常に呪文のように「1.2.3…1.2.3…」とグリッド線を基準に×の場所を間違えないように唱えています。
グリッド線を基準にしているので、グリッド線を引く時も「1.2.3…1.2.3….」と確認しながら引くようにしています。
よくやりがちなのは、ポツンとステッチした×の横だから!と数えもせずステッチしてしまうと、その「ポツン×」が間違っていることがあります・・・そうなると、芋づる式にどんどん間違えて大変なことになってしまいます。
間違いに気づいた時の対処方法
結論から言うと、ほどくか諦めるか(笑)大体の間違いは×の場所を間違えてしまうこと。たまに私がやりがちな間違いは糸を間違えてしまうことです。
フロスオーガナイザーやニードルオーガナイザーに準備しているお隣の糸を掴んでしまう時があるんです・・・お隣がよく似た糸だと全く気付かずステッチし続けて、ある日???同じ色じゃない・・・ということになったりします。
また、糸番号を読み違えてフロスオーガナイザーに準備しちゃうとか・・・糸番号が669か699かとよく似た番号なくせに全く違う色だったり・・・
糸を解く時と諦めてしまう基準は?(私基準です)
糸を切って解く時
- 間違えた×の数が少ない時
- 間違えた×の周りにステッチ後の×がなかったり、少ない時
- 糸を取り違えて、全く違う色の時←大量だと諦めることもあり
諦めてそのままステッチし続ける時
- キッドで糸の量が限られている時
- 間違えた×の量が大量過ぎる時
- 間違えた×の周りにステッチ後の×がたくさんある時
この基準にしているのは、完成したとしてもボロボロの作品にならないようにです。
糸を解くと布も傷つくこともあるし、ステッチ後の×の糸を傷つけてしまったり、解けてしまったり、あまりいいことはありません。大量に解くとなるとハサミやリッパーで布を切ってしまったら、それこそ取り返しがつきません。
ちなみに糸を解く時はハサミで1ctずつ糸を切って、布に負担がかからないよう解いてます。
大量に糸を切るにはリッパーが良さそうですが、リッパーは思ったほど便利ではありませんでした。私の使い方が悪かったのか、布に穴を空けてしまいそうだったので今は使っていません。
リッパーってこんなやつですね?
以前、全く違う糸で大量にステッチしきったことがあります。諦めたパターンですね。それはそれで自分だけの思い出となり、その後の失敗を少なくしてくれた作品となりました。
おかげで今となれば、ほとんど刺し間違いがなくなりました。間違いをなくしてやりなおしの回数を減らすことと、ステッチスピードを上げることが完成の早道だと思っています。
間違いを減らすためにしていることは
- 常に「1.2.3…」「1.2.3…」とグリッド線に従ってステッチの場所をチェックしながらステッチ
- 極力広範囲にステッチしない。飛び飛びで進めると、数え間違いの原因になります。
- 10ct×10ctずつ埋めるよう、詰め詰めにステッチしていく。お隣同士の×××でチェックし合う。
これを教訓にステッチしてあみ出したステッチ方法が「陣取りゲーム法」です。
そんなこんなで、11月が終わりに近付いた土曜日、3段目チャート1枚が完成しました!今年いっぱいに完成したらいいな~と思っていたのが、グイグイと進みました。
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進む速度は仕事の忙しさと反比例。ステッチ時間が増えるはうれしいことですが、将来が心配なのでほどほどに仕事も入ってこないと困りますね。
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