久しぶりに万年筆LAMY Safariを使いたくなって、そうそうこんなインクがあったんだ・・・と引っ張り出してきました。
ペトロール(petrol)ってどんな色?
LAMY2017年限定色で万年筆のSafariやボールペンとインクが発売されました。
ペトロール(petrol)の意味は石油。
色見本で見ると私の好きな青緑でグレーを足したような色。鮮明度を上げたり下げたりでこんなにも印象が変わるのか・・・
こちらのインクは暗めにです。
私世代だと、小学校の「黒板色」と言ったところです。男性が好みそうなカッコイイ色なのか、当時男性と思しき方がネットで称賛されているのを見て買いました。
私が持っているインクの中で似ている色ってこれかな?と思い書き比べしてみました。
セーラー万年筆の海松藍(みるあい)が一番近いと。
PILOTの松露(しょうろ)は明るく青みが強すぎました。
私の中ではなぜか秋冬色で暑い時に見ると、非常に暑苦しい色のように感じるので、寒く寂しい日が続くと使いたくなる色です。
(日の短い寒い日のヨーロッパの街並み・・・というイメージなんです)
※発売からもう4年以上経っているので、インクの賞味期限としてはアウトです(笑)臭いとつけペンで確認をしてOKと自己責任で使いました。
LAMY Safariにインクを入れる時に気を付けること
結論から言うと、Safariにインクを入れるためには2段階の行程を踏まないといけないということです。
・1回コンバーターで吸い上げる⇒一度インクをボトルに戻す
・注射器でコンバーターにインクを入れる
新しいSafariやインクをきれいに洗い流したSafariに1回目にインクを入れる時だけなんですけど。
今回インクを入れて思い出しました・・・
「ペトロール久しぶり~Safariを使うのも久しぶり~」とルンルンでインクを入れ出しましたが、大惨事。
久しぶり過ぎて、ふたの中の白い裏ぶた?がぺったり口のところに張り付き、剥がすと細かいインクが飛び散りました。何か嫌な予感・・・
さて、コンバーターで吸い上げるか?スポイトで入れるか?迷いながらコンバーターで吸い上げました。
すると、インクがコンバーターの中に半分ぐらいしか入っていないように見えるのです。PILOTのコンバーターのように全部入れられるだろうか?
ペン先を上に向けて、コンバーターに入ったインクを下へ下げようとすると、ブワっとインクがペン先から溢れだしました・・・
おっとっと・・・と、そうだった!LAMYのコンバーターは1回目に入れるとコンバーターの中にインクが半分しか入らない。
気を取り直して、スポイトでインクを追加しよう!とスポイトを使いましたが、LAMYのコンバーターの口の部分がゴムのパッキンがついていて、こいつがある意味厄介。
注射器にすればすんなりいったところ、ズボラしてスポイトにするとスポイトの太さとコンバーターの入り口部分の穴がピッタリ過ぎて空気の抜けがなく、これまたインクが溢れだし・・・そうだった、そうだった!と思い出し、万年筆1本分にインクを入れるのに何枚ティッシュペーパーを使うのだ!といった具合です(/ω\)
さすがに今から注射器に変更する元気もなく、コンバーターで吸い上げました。するとたっぷり入るじゃないですか~はあ~↓です。
Safariはペン先とコンバーターまでが長いので、1回目はペン先部分にインクが入って、2回目はコンバーターまで吸い上る、という状態なんでしょう。
ということは、1度万年筆に入ったインクをボトルに戻すことになるので、万年筆を十分に洗えてなかったりすると、残っていたインクがボトルに入っちゃうことになるのでは?とモヤっとした思いをするので、Safariの使い始めって躊躇するのよね~とこの行程をやって思い出しました。
そんなこともあって、ペトロールがお蔵入りしてたのかな。
ボトルインクはこれ以上増やせないけど、次はブルーブラックか?
私が持っているLAMYボトルインクは3本です。
これ以上ボトルインクはいらない・・・と思っている今日この頃ですが、定番色は別。特にブルーブラックは揃えていきたいところ。
LAMYのブルーブラックはまだ持っていないので、次はブルーブラックだな~と。
ブルーブラックの書き比べとかもしたいし。書き比べをした時はまたご紹介します。
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