西国33所札所巡りバスツアー 5~8番札所に行ってきました

お出かけ

西国33所札所巡り 5~8番・番外

今回はバスツアーで巡ってきました!
お天気は2月にかかわらず最高気温16度と暖かいのですが、曇り空・・・

第5番 紫雲山 葛井寺(ふじいでら)

近鉄藤井寺駅より徒歩5分程度でしょうか?
周辺は商店街があったりと京都から車で行っていたら、確実に迷うところでした。
ツアーバスも近くに駐車場がないので、藤井寺駅のロータリーで下車しました。

千手観音様がおられました。40本の脇手と1001本の小手で1043本の手をお持ちの観音様です。
先達さんがおられるので、しっかり御勤めを本堂でします。

 

番外 豊山 法起院(ほうきいん)

バスに乗り込み1時間半、街中から奈良の山間部へ。
こちらは長谷寺を開かれた道徳上人が隠居をされたお寺です。

長谷寺のお迎えにあります。
お寺は南向きに立ってるそうですが、こちらは北向き。
というのは、長谷寺を見守るかのように建てられているとか。

第8番 豊山 長谷寺(はせでら)

とても敷地が広くて見どころいっぱいでした。
私が一番、おお~と思ったのが登廊。

400段の階段を登ると本堂へ。
はじめは段差が低い階段になっていて、カーブを曲がる度に段差が高くなっていました。
上がり切るころにははあはあと息があがりました・・・

これまた本堂は立派な建物で南面に舞台造りの大殿堂。
本堂の中には10メートル余りのご本尊十一面観音菩薩様がいらっしゃいました。

「清水の舞台」は何度も行きましたが、長谷寺の舞台は初めて。気温と天候のせいか、雲海も。

春になれば桜が咲いて、素晴らしい景色になるんでしょうね~
「花のお寺」と言われるだけあって、至る所の花の苗木が植わっていました。
ボタンもたくさん植えてあって、この時期に咲いてるものもあったり、
本格的な時期5月になれば、盛りだくさんのボタンが咲いて綺麗だと思います。

ちょうど12時の時報の鐘を聞くことができました。
本坊から本堂を見上げるとこんな感じで、本堂横にある鐘の音を聞きました。

集合時間の12時半にバスに戻り、そこから岡寺へと移動します。

その間に昼食のお弁当をバスの中で食べます。

女性にとっては多すぎず少なすぎずで美味しかったです。
前回のバスツアーで青岸渡寺へ行った時も、ちょうどいい量で美味しいお弁当でした。
旅の終わりにはアンケートを書くので、お弁当の質は極まっていることでしょう。

第7番 東光山 岡寺(おかでら)

正式には龍蓋寺(りゅうがいじ)で通称岡寺だそうです。

日本最大、最古の塑像(粘土で作られた像)観音像があり、日本で最初の厄除け霊場。

こちらもお花が名物だとか。4月から5月にシャクナゲがきれいに咲くとのこと。
シャクナゲの木がたくさん植わっていました。

一足お先に梅も咲き出して、いい香りを放っておりました。

第6番 壺阪山 南法華寺(みなみほっけじ)

ご本尊は十一面千手観音菩薩様。

眼病に霊験あらたかな観音様なので、「目の観音様」として信仰を集めているそうです。

こちらのお寺も敷地が広く、そしてインドからやってきた大観音石像や大涅槃石像があり
日本というよりインドやタイの雰囲気が感じられました。

納骨堂は日本のお寺とは思えない作りになっています。
その前にも「壺阪大佛」様が。それを守る四天王たち・・・
と先達さんによると年々像が増えてきてます・・・とのことでした。

5カ寺を巡って

一番印象的なお寺は南法華寺こと壺阪寺でした。

京都にはない外国の雰囲気があるお寺なので、逆に馴染みやすく感じました。
本尊の写真も撮ることができましたし、敷地も広く、大仏像があるというだけで
大らかな気持ちになれるような。

さすがに5カ寺を巡ると軽く1万歩を歩きます。
本来だと寒くて外に居てられない季節ですが、今年は本当に暖かい冬でしたので巡るにはよかったです。
新型コロナウイルスの影響か、土曜日に関わらず人もまばら。外国人はほとんど出会いませんでした。
奈良までの行き返りも渋滞知らずで、帰宅も早めにできたことで明日に疲れを持ち込まないでしょう。

どうしても1カ寺の滞在時間が短いので、すべてを見ることはできませんでしたが
これを機にまた来てみたいな~と思うお寺ばかりでした。
季節を変え、一気に巡るのではなく別のお寺と組み合わせて、またお参りしたいと思います。

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