更新が滞ってしまった、no-seです。実は義理の父が突然亡くなり、あれよあれよという間に1週間が過ぎてしまいました・・・
突然やってくる緊急事態
電話で危篤→死去まで数十分・・・親族一同がええ???という間に、お通夜に葬儀・・・
人、一人が亡くなる時は突然に、そしてあっという間に別れの時が過ぎ去り・・・という一週間でした。1年ほどの寝たきりになった義理の父。最後は眠る様に旅立たれたとか。苦しまず、旅立ったことだけが幸いでした。
緊急・突然・不慣れ・・・助けてくれるのは人と手帳
突然の一報にどうしていいか分らず、右往左往するばかり。一番にしたことは自分が自由に動ける態勢持ち込むこと。
まずは手帳を開く。
ここしばらくの予定を見るとどうしても外せないのが給料日。自分の母が亡くなった時も給料日に振り回されたっけな~と思い出し、回避策を考えました。どう転んでも給料の振り込みを完了させなくては・・・となると、今からすぐ行動!と、在宅中でしたが銀行と会社へ飛んで行きました。何も決まってない今だからこそ、動く。
仕事仲間には取り急ぎ連絡をして、やれることはするけど急ぎでない仕事は10月に入ってからで!と。みなさん私の体のことまで気遣ってくれて、ほんと有難いです。
喪主の旦那も段取りに追われて、予定が決まると「明日から動くから今日は動けるよう段取りしてくれ!」と連絡してきました。躊躇なく動いて準備OKにしてきました。
次の日、現地にいくと当然のごとくみんなが何をしたら・・・という状態。まず手帳を開いて口々に言う事を書き留めて、役割分担とタイミングの調整。例えば、配車、葬儀の後初七日を済ませて精進落としは???などなど。まとめていくと、それぞれ分担を買って出てくれます。私の分担は精進落としの手配と受取と葬儀後の手続き全般。得意なものを買って出ました。
人が亡くなった後の手続き処理は誰も苦手とする
義理の母も高齢となると父の手続きは大変な労力となります。私はそういう事務処理は得意なので、他のことは誰かに任せて私が買って出ました。
そんな時、義理の母が出してきた新聞記事。
どの役所にどの届を提出しないといけないかが書かれた新聞記事を出してきました。「お父さんが亡くなった時に役立つと思って」と母、自分がしないといけないと思ってたので準備してとのこと。これは大変役立ちました。これを見て思ったことは不得意な人にとってはすべて提出しないといけないのか・・・と思ってしまうような書き方。
例えば、年金のことに関して、国民年金・厚生年金・船員保険・労災保険・・・一つずつ書かれているので、知らない人はすべて提出しないといけないと思ってしまわないか?船員保険ってなんじゃそりゃ?ってなるのでは?と思うのです。私は見て、お義父さんが厚生年金しか加入していなかったことを知っているので、厚生年金の届出さえすればいいとわかります。
私は仕事柄、届出の名称を見てどういうものなのかを理解しているので、TODOリスト的に見れたのですが、名称から理解できない人が多いことでしょう
あと、役所周りは1日では完了しません。年金関係は相談日を予約することから始まります。予約日までに戸籍謄本も必要にもなるので、亡くなった方の除籍後の謄本となると1週間~10日は余裕をみないとダメです。
あと、生命保険なども謄本がいるので、1日かけてまず1周することをおすすめします。私のように母の代理で処理することもできることや、本人が出向かないと進まないこと、必要書類の有無など動きやすい人が1周すると2周目からの動きがしやすくなります。
動きと現状をしっかり手帳で管理
届出の項目ごとに集めるべき書類や提出先など細かく手帳に記入しました。
世帯主のお義父さんが亡くなると光熱費などの処理もついてきます。名義変更に口座振替の変更依頼。こういう面倒なことはすぐにしないと後々絶対と言っていいほど、しなくなります。水道料金だけは市区町村管轄になるので、手続きついでに市役所で処理することになります。窓口でしか取り扱ってくれないなんて・・・ちょっとびっくりでした。
いつもの仕事以上に念入りに確認して動いたので、2日間でほとんどの処理が完了。後は年金手続きに予約日に乗り込むだけ。保険関係は受取人の旦那に直接言ってもらわないと話が長引くのでお願いしました。これも必要書類が細かいので、事前確認は必須ですね!
父は何かと問題のかんぽ保険でしたので、郵便局で確認。丁寧に教えていただき、旦那の都合にいい日に書類と本人を行かせるだけでOK
お役所も親切丁寧
最近の役所での対応は本当に親切で丁寧です。(昔は違ったようですね・・・)
それでも中には「若造が年金のこと知らないくせに代理をしゃしゃり出てくるなんて!」的な対応をするお局様もいらっしゃいます。俄然やる気になっちゃうんですよね~そういう時。グイグイ質問攻めに(確認攻め)しちゃいました。
社会保険って生活していく中でこれほど密接な制度なのに、学校で教えてくれないって不思議だな~と思います。私は自ら勉強したので知っていますが、こうやって自分の両親に不幸があったり、自分自身が対象になる年になるまで全く理解しようとしないって。しかも、申請しないともらえないことが多いこと。知らないと損なわけです。
今回手続きをしながら、私はウキウキしてました。知識では知っていることが実践で生きるのか?と。しっかり生きました。これほど実践に生かせるものはないな~と。根っからこういう仕事が好きなんだな~と実感しました。コロナ禍の中、こういうことを仕事にすることに就けないかな~と真剣に考えちゃいました。
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