目標設定をして約1か月半が経ちましたが、ここ最近思うようにステッチが進みません。
そこで
前回のクロスステッチの記事で上げたポイント
- 細切れ時間の活用
- 行動と気持ちの切り替え
- 割り切る(笑)
ぼんやりしたポイントだったな・・・と反省して、「目標が達成しない基本の原因」を見直すことにしました。
目標が達成できないポイントは3つになりました。
- ステッチ時間の長さ
- ステッチスピード
- モチベーション
ステッチ時間の長さによって、目標値を調整
Heaven and Earth Designs LLC
Supersized A Stitch In Time Max Color
Copyright Heaven and Earth Designs 2016
Copyright Aimee Stewart 2016
(やっと茶色地獄から脱出しました・・・茶色地獄をステッチしながら、初めて気づいたことがありました。
こちらの作品、上から春夏秋冬の4段になってるんですね!!!
今は冬の段をステッチしています)
仕事に家事にと忙しくしていると、ステッチする時間がなくなり全く前に進むことができません。
夏休みがはじまり、家に子供さんがいらっしゃる方はいつも以上に自分時間がなくなります。(そろそろ夏休みも終わりますね~)
お盆などイベントがおおい時期に差し掛かると、来客や準備で大忙しです。
そこで、目標設定を繁忙期・閑散期で変えてみることにしました。
1日 | 1週間 | 1か月 | 3か月 | 1年 | |
---|---|---|---|---|---|
繁忙期 | 300 | 1,500 | 6,000 | 18,000 | 72,000 |
通常期 | 500 | 3,000 | 12,000 | 35,000 | 140,000 |
閑散期 | 700 | 4,500 | 18,000 | 50,000 | 210,000 |
ざっくりじぶん目標を1日単位から1年単位で決めてみました。
1日×7=1週間・・・と単純に計算するのではなく、微妙に変動させてみてます。
毎日1日500ctを目標にしていますが、ステッチできなかったり、意外にも多くステッチできたりします。
1日単位で達成しなくても1週間では達成できた、とか1か月で・・・と長期でみてみるとどうなのか?
で設定してみると、繫忙期と閑散期が交じり合って達成していた!ということもあります。
HAEDは何といっても超長期プロジェクトです。
「こんなんじゃ完成しない・・・」と手付かずになることが1番怖いので、目標もその時に確保できるステッチ時間に応じて調整しながら進めていくのが1番です。
ここで課題が「細切れ時間」
「30分しかない」と思うか、「30分でどれだけステッチできるか?」
一気に2~3時間確保したい気持ちはありますが、現実は難しいです。
そこで1日30分でも×4日の2時間を大切にしたいですね!
ステッチスピード問題
ステッチ時間の確保と相まって、ステッチスピードも重要ポイントです。
ステッチスピードを左右する原因は
- そもそものステッチスピードが遅い
- 色替えが激しく、針も持ち替えに時間がかかる
- 多数の糸色を使用するため、針に糸をセットする時間がかかる
そもそものステッチスピードが遅い
クロスステッチ歴が短いとどうしてスピードはゆっくりになりますが、慣れてくればあっという間に早くなります。
私が1番意識しているのは、糸を引っ張るスピードです。
昔はゆっくり丁寧に・・・と思っていましたが、より早く丁寧に(笑)を心がけています。
丁寧には無理やり早くしたり、強く引くと糸が絡まる原因になるので、余計に時間がかかってしまいます。
「素早く・丁寧」にを心がけていると自然とスピードが上がってきます。
自分のステッチしている姿を動画に撮って、
youtubeに出ている上級者さんと見比べてみると自分のステッチスピードがどんなものか?がわかりやすいです。
色替えが激しく、針も持ち替えに時間がかかる
同じ時間ステッチしているのに、ベタ刺し(広い面積を同じ色でステッチしていく)と比べると、1つの色が点在していると
ステッチスピードはかなり落ちます。
どの場所にステッチするかカウントして、1つずつ1つずつ・・・と。
そして、色飛び激しい箇所ばかり進めていくと、なぜかどんどんステッチスピードが落ちてしまいます。
そんな時はベタ刺しを探して、ガンガンステッチスピードを上げて進めていきましょう。
ベタ刺しも変化がなく飽きてしまうことがあるので、飽きてスピードが落ちた時は気分転換を兼ねて色飛び激しい箇所にもどるようにします。
ステッチする箇所を変えつつ、バランスよく進めながらスピードを保つことをお勧めします。
多数の色を使用するため、針に糸をセットする時間がかかる
Max colorをステッチしているので、約280色の糸と針を使いこなさくてはなりません。
ここまでの針と糸を使用すると、フロスオーガナイザーやニードルオーガナイザーを必須となります。
ちゃんとした製品も販売されていますが、まあまあなお値段がしますので、私は手作りにしています。
しかも、単純で安価で作っています。そして、作成時間をかけない方法で。
フロスオーガナイザーやニードルオーガナイザーを使用しても、「この記号は?えーと番号は?」とウロウロしてしまいます。
どうしても新しい作品をステッチすると、なかなか記号=番号が覚えられないので、余計に時間がかかり、
ステッチしている時間が短くなります。
日々少しでもステッチしていると、記号と番号が覚えられてステッチ時間が長くなり、スピードも上がります。
ここは乗り越えるしかありません。
それと、フロスオーガナイザーとニードルオーガナイザーの置き場所は常に一緒にして、体にも覚え込ませましょう。
取りやすい位置を早々に探り当て、手の運びのスピードも上げていきましょう~
「今日はここに置いてみようかな?」「今日はフロスオーガナイザーとニードルオーガナイザーを反対に置いて気分転換!」ではなくて
「私のベストポジションはここ!」と決めてください。
一番左右されるのがモチベーション?
永遠の課題です。超長期プロジェクトはこのモチベーションを保つのが1番大変です。
「一体自分は何のためにステッチしているのか?」さえ、思えてくる時があるからです(笑)
それは「完成させるため」以外にありません。
例えて言うなら「なぜ、山に登るのか?」と一緒です。
「頂上からの景色を見て、登頂した達成感を味うため!」などなど、しんどい思いをしながらも頂上からの景色は格別なものだからです。
HAEDも自分で完成させた達成感と完成品は特別なものです。
いは言え、挫折しまくります・・・
- 変化のない背景ばかりで嫌になる=ステッチ場所を移動して気分転換
- 色飛び激しくて、何をステッチしているのかさっぱりわからない=完成図を見て何をステッチしているのか、想像しながらステッチする
- 体調や気分が全然乗り気じゃない=今日はお休みして、明日からはじめる
- 作品に興味がなくなった・・・=清く諦めて、新しい作品にチャレンジ
などなど、誰もが挫折とチャレンジを繰り返しています。
ここで課題の「行動と気持ちの切り替え」と「割り切る」が当てはまりますね。
「さ!仕事が終わった~はい、ステッチしましょう~」と気持ちは思っても体が言うことを聞いてくれない・・・
⇒1時間休憩しよう(割り切る)
とまあ、超長期プロジェクトは気長に付き合うしかないな、ぐらいで進めていきます。
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