2024年宣言通り新しい作品Supersized Max Color「A Stitch In Time」をステッチし始めました!
ステッチし始めるにあたって、準備の流れを実際にした順序でご紹介したいと思います。
準備前の事前確認と材料在庫確認と購入
・Supersized Max Color をステッチしようと思うと、アプリ「Pattern Keeper」は必需品
そのためにタブレット購入を決意
・刺繍布の在庫確認→大昔にスーパーサイズ2作品できるよう購入済み
・100均へ行って必要材料(ニードルオーガナイザー作成用のすきまテープとフロスオーガナイザーやニードルオーガナイザーを入れるファイルケース)
新しいタブレットを購入しました
以前はアナログ人間「チャートは紙ベースだろ?」と思い込んでましたが、アプリ「Pattern Keeper」を使い出すと手放せなくなりました。
今までは古いスマホにインストールして使っていましたが、Supersized Max Colorともなると完成までバッテリーの寿命が持たなさそうということでとうとうタブレットを導入することになりました。
どのタブレットにするか悩みました。悩みに悩んでクリアしていったポイントとして
- 価格
- メモリ4GB以上→ゲームはしないのでこれぐらいで
- ストレージ64GB以上→あれもこれもアプリを使わないので
- 10インチ以上→老眼が・・・
詳しい人に用途を説明・相談して、こちらになりました。
詳しくないなら日本のメーカーがいいとのこと。サポートがしっかりしているからだそうです。
スマホやアブレットが苦手な人は電気屋さんで買うのもいいかもしれません。
LENOVOのスペックも魅力でしたが、個体差が激しくあまりいいうわさを効かないとのことでした。
苦手なセットアップも
・初期設定
・wi-fi設定
・Googleアカウントの設定
ぐらいで日本語で画面の画像入り説明書で簡単にできました!
あとはPattern Keeperをインストールするだけ。1ヶ月間無料期間のこともあるので、ステッチギリギリにインストールすることにしました。
糸の在庫確認と発注本数を確認
Supersized Max Colorともなると237色の刺繍糸を使います。どの糸をどれだけ使うんだろ?とざーと目を通すと、2束以上を使う(ベタ刺しが多い)刺繍糸は数種類でした。
しかも淡い色はほぼなく、ブラックだったり濃いブラウンやネイビーだったりしたので、ロット購入にこだわる必要はないと思い、家に在庫している糸で何とかなるのでは?
ということで、家の在庫を確認しつつ、1作品ずつ糸を保管するファイルに移動していきます。
ここで在庫がない分だけ注文することにしました。
フロスオーガナイザーを作成
私のフロスオーガナイザーは厚紙に穴を空けただけのもの。しかも手書きで記号と刺繍糸番号を記入していきます。
237個を書き終えるのにまあまあな時間を要しました(笑)
フロスオーガナイザーの出来映えや仕上がりははっきりいってどうでもいいです。
ここで時間を無駄にかけたり、丁寧にしているとステッチをする頃には疲れちゃいます。
久しぶりに工作をしました、途中で何度も挫折しそうになりました。1歳1歳年をとっていることを実感。挫折しそうになるのがほんと早くなった感じましたよ。
ニードルオーガナイザーを作成
ルーズリーグとすきまテープだけの簡単ニードルオーガナイザー。
ルーズリーフ穴の横に記号と刺繡糸番号を記入して、糸の通った針を穴からスポンジに向けて差し込み、穴に糸を通してキープしておきます。
今回はスポンジ集めのすきまテープを使用しました。
スポンジ部分が穴ボコだらけになってもすぐに作り直しもできます。
何年も使いましたが、未だ作り直しをしていないので、見た目以上に丈夫です(笑)
布の裁断と縁をミシンがけ
Supersized Max Colorということもあって、刺繍布はDMCエタミン25ctを使用します。
サイズが999W×714Hなので、余白と在庫布を考慮して1200W×820Hで裁断しました。
余白幅が違うのはWの方にスクロールフレームのマジックテープを貼るので、ステッチしやすいように幅広にとってます。
あとは雑でもいいので、周りをぐるりとミシンがけしました。こうすると布から糸がほどけてきません。
スクロールフレームへのセッティング
ミシンがけした布にマジックテープを貼り付けます。
これでスクロールフレームに取り付けることができます。
先にグリッド線を書き込んでから後でセッティングします。
スクロールフレームも新しく作ってもらったので、マジックテープを貼りました。
こちらなら「オス・メス」一緒になっています。
今回の改良点は本体と布を巻く棒を止めるネジ部分です。
以前使っていた布を巻く棒のネジ部分が何度も何度も付けたり外したりするので、棒の中に穴を空けネジをボンド止めしていただけだったので、空回りし始めました。
そこで今回はネットを埋め込んでもらいました。これでネジ穴が摩耗しません。
グリッド線の書き込み
私は相変わらず鉛筆式のチャコペンでグリッド線を書き込んでいます。
久しぶりに手芸屋さんへ行って新しいチャコペンを買いました。
何年ぶりの買い換えでしょうか?1本あるとほんと長持ちです。(20年ぐらい使ってると思います)
ペンタイプのチャコペンも買ってみようかな?とも思ったのですが、ここは使い慣れている鉛筆式にしました。
ペンタイプのチャコペンは水で消えるタイプと時間が経つと消えるタイプがありました。
間違っても時間が経つと消えるタイプは選ばない方がいいと思いますよ!HEADは時間がとてもかかりますので、途中で消えたら困りますからね。
ステッチフライングスタート
グリッド線の書き込みを終えると「ステッチしてみたい!」衝動が抑えきれず、そうそう!アプリ「Pattern Keeper」をインストールしない!というところまできました。
アプリの使い方などは以前の記事でどうぞ。
タブレットにインストールするのも、あっという間にインストールできて設定もなしにPDFを読み込ませると使えました。
Supersized Max Colorの第一印象は「いつも通りの感じ」でした。これだけしかステッチしてないので、まだまだですが(笑)
その後、Max Colorの恐ろしさがやってきました!
フロスオーガナイザーへ糸をセッティング
やっぱりMax Colorでした(笑)フロスオーガナイザーにポツポツとしか刺繍糸をセッティングしていなかったので、新しい記号が出てくるたびにフロスオーガナイザーに刺繍糸をセッティングしたり、刺繍糸を12分割してなかったりしていると全然ステッチが進みませんでした・・・
さすが237色です。ステッチは後にしてフロスオーガナイザーに刺繍糸をセッティングすることにしましたが、修行の域です(笑)
これで半分・・・あと半分はこれから準備です。
2024年の年始休暇は長くとれたので、ここまで準備することができました。
これが日常に細切れで進めるとなると、「いつのことやら・・・」と途中で挫折していたように思います。
HAEDは刺繍糸を約25~90色、Max Colorともなると約250色を使用します。
同じサイズをステッチするにしても使用する刺繍糸の色が多くなると準備に時間がかかります。
ステッチで挫折してしまう前に準備で挫折・・・ということもありそうです。
Supersized Max Colorをステッチしたい!という気持ちも大事ですが、相当な覚悟が必要かもしれません。
これが10年前だったらそんな覚悟はいらなかったかもしれませんが(笑)更年期女子には準備がきつかったです!
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