2022年の3月も中旬を迎えましたね~昼間は暑いぐらい。週末はまた寒の戻りがあるとか。
2月3月となかなかいいペースでステッチできてます。
Heaven and Earth Designs LLC
Supersized World Travel Bookshelf
Copyright Heaven and Earth Designs 2014
Copyright Aimee Stewart 2014
人力車に乗った女性の横に「アンモナイト???」と思っていたら「和傘」のようです(笑)桜の色飛びに泣いてましたが、本の部分が色飛び少なくくじけずがんばれてます。
さて、本日は刺繍糸について書いてみました。
多色大量に刺繍糸を使うHeaven and Earth Designsは、下準備も時間がかかるもの。作品スタートの時は新しい刺繍糸を準備するのもまあまあな大仕事です。
1束8mの刺繍糸を12等分して使用
私は1束になっている刺繍糸を1度ほどいて、12等分にして使っています。(刺繍糸は6本の糸を寄せ合わせてありますので、その6本合わせた状態です)
タグを外して糸をほどく
作品を始める時はもちろん、ステッチの途中でも使い切って「今ノリノリでステッチしてるのに、何てこった・・・」と水を差されることもあります。スムーズに解けたらいいんですけど、時には絡めてしまってげんなりすることもあります。かと思えば、すーとほどけたり。
まずは2等分
タグを外して、糸の端を見つけます。どちらでも解けますが、解けやすいのは外側に端です。内側の端はちょっと絡まりやすい・・・何本も何本も解いているとどちらが解けやすいかなんとなくわかってきます。
輪に手の平を通すと、スムーズに解けます。
糸の端と端を揃えて、2等分にします。
2等分⇒4等分に
2等分にした端を持って、4等分に。
4等分⇒12等分へ
4等分⇒12等分は紙を三つ折りする様な感じで、4等分にした糸を3等分へ。2等分は半分にするので簡単ですが、3等分となると両手でバランスよく輪になっているところに指を入れて、グイグイ引っ張りながらとなります。
きっちり3等分できなくても大丈夫。少しずつ長さが違っていても支障はありません。大雑把な私なので、この辺は適当です(笑)
輪になったところをハサミでカット⇒12等分完成
カット後は番号が書かれているタグの輪に戻します。
3~4本を取って、これまた半分にします⇒24等分の完成!
8m÷12等分÷2等分≒30㎝になります。この長さが刺繍するのにベストです。長すぎず、短すぎず。
12等分する利点は?
「長すぎず、短すぎず」これに尽きます。
刺繍糸を12等分することがベスト!と気が付いたのは、ここ1~2年のことなんです(笑)それまでは16等分⇒32等分でした。短すぎるので16等分でステッチしてみると、絡む絡む・・・短すぎると何度も糸通しをしないといけないし、長すぎると絡んだ糸を解くことに時間を取られて、ステッチに集中できなくて。
10年以上悩んでいたところ、ふと「4等分⇒3つ折りにして12等分にすればいいじゃん!」と気付いた訳です(遅すぎ・・・)ダラダラステッチしていると、何も改善方法を考えないのでこんなことになります・・・
早く作品を仕上げたい時は、ステッチャーさんがいい!って言っていることを学ばないとダメですね。子供から大人までステッチをするので、刺繍糸は体にあったベストな長さがあるとか。本来は手首からひじまでの長さがベストのようです。
私の手首からひじって約30㎝?そんなに短いか?と測ったら、本当に約30㎝でした(短っ)
また、その時その時に使う分だけの糸を用意すると、HAEDは1本か2本の糸を使用するので、残りの4本5本はどうするんだ???ってことにもなります。(刺繍糸は6本が寄り合わせてあります)ただでさえ多色大量の糸を使うため、管理が大変です。「この糸何番???」ってこともよくあります。90色でそんなことになるのに、MAXCOLORともなれば、恐ろしいことになってしまいます。
どの糸だっただろう・・・と悩んでいる時間がもったいない!
糸を解いておくのも、糸からくせが取れて刺しやすいことも利点になりますね~
刺繍糸を他の作品とも共有
12等分にしておくと、他の作品とも1束を共有することができます。たまに1作品で100ct以下しか使用しない色番号があったりします。
平行して作品をステッチしていると「ちょっとしか使わないから、新たに糸を買うのもったいないな~」と思うことがあります。そんな時は「12等分した1本拝借~」と共有します。
12等分した糸は手作りフロスオーガナイザーにセッティングして、1本ずつ取りステッチしていきます。
刺繍糸のベストな長さと準備方法をご紹介しました。作品が変われば、もっと長い方がいいかな?短い方がいいかな?と変わってくるかもしれません。また、作品が変わった時にレポートしたいと思います。
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