2021年始まって考えたことは、私にとってクロスステッチの存在って何なんだろうか?出た答えは「生きがいであり、ライフワークにしていきたい」でした。
Heaven and Earth Designs LLC
Supersized World Travel Bookshelf
Copyright Heaven and Earth Designs 2014
Copyright Aimee Stewart 2014
ここ最近、ぐいぐいと刺し進めています。18枚目が完成して19枚目へと。
コロナ禍での生きがい
2020年~2021年新型コロナウイルスの影響で生活も仕事も一変し、どう過ごしていけばいいんだろう・・・と不安の毎日でしたし、今現在も継続中です。
幸い食うに困らず、寒さ暑さを凌げる家に暮らせることだけでも幸せなことだと実感してます。しかし、長期間に及んでくると人間欲があり、それだけでは・・・はと思ってしまう現実があります。
家での時間が増えたことは私にとって幸せなことでした。クロスステッチにたっぷりと時間を注げたのです。お腹いっぱいと思えるぐらい時間を費やしたこともありました。刺しても刺しても刺したりない・・・と感じるほど、どんどんとクロスステッチにのめり込みました。
慣れないバイトを始めたり、元の仕事は仕事で新しい取り組みをしてヘトヘトになったり。それでも休みの日にクロスステッチができる!とメリハリも生まれたました。心の安らぎがあったのです。
断捨離後にはじめたクロスステッチ
20代後半にこんまりさんだの断捨離が始まり、私もその波に乗りました。
この本を読んで、物も人生もきれいさっぱり処分したことがあります。それまでにあれこれ手を出したハンドメイドや手芸がありましたが、断捨離ですべて手放していました。
身軽になったな~と実感したのが30歳になるか、ならないか・・・その時にクロスステッチと出会ったのです。ある方のお母さんが作られたクッションカバーでした。「自分も作ってみたい!」からクロスステッチ人生が始まりました。
きれいさっぱりした時に「好き」と思える物は揺るぎませんでした。
身近な人がライフワークとして何かを持っている
そもそもライフワークっ何ぞや?
ライフワークとは
一生をかけてする仕事。畢生(ひっせい)の事業。また、個人の記念碑的な業績とみなされるような作品や研究 goo辞書より
- 夫=植物研究
- 父=工芸品の職人
- 友人=旅行
この人たちは貫き通してます。私とは全然レベルが違います。身近にこういう人たちがいると何かを持ちたくなります。私には何かないのかな?と。10数年貫けたクロスステッチが私に記念碑的な業績にしていきたいと思ったのです。
自分が納得いくものであれば人の評価も変わる
ふと目に止まったブログに残念なことが書かれていました。長年続けていたハンドメイドを辞めてしまったという内容でした。それは旦那さんに「そんなことをして何になる?」と言われ、自分でも「何になるんだろうか?」と思い辞めてしまったそうです。
お金にならないから?役に立たないから?人から評価されないから?
私はこのブログでクロスステッチをしていることを公開していますが、家族以外見せたことがありません。そんなことを忘れて、突然やってきた友達に出しっぱなしのクロスステッチ作業を見られてしまったのです。友達はびっくりしていました。「何これ?」と。クロスステッチ=Heaven and Earth Designsのことを説明すると、「すごい!」と感動してくれました。8年もかけた根気に感動してくれたのだと。私が出かけることも少なく、一体家で何をしていたのだろう?と友達は思っていたのかもしれません。その時に初めて「これか・・・」と理解したはずです。
認められないと続けられないのか?認められるから続けるのか?
認められるか認められないかは関係なく、いい加減やめろ!と言われるまで私はやり続けます。その意気込みはクロスステッチの魅力を知ったからです。1作品に8年もかけて完成させることでその意気込みは証明されました。と言えども、認められるとうれしいものです。もっとスピードを上げて完成作品を増やそう!と思えるからです。
クロスステッチのすごいところ
絵の描けない私に絵を描かせてくれる技法です。
私は絵を描くことが大の苦手です。描けないと言った方がいいでしょう。でも描いてみたい気持ちはあります。クロスステッチはチャート(図面)に従ってクロスステッチ(×××××)の刺繍をしていくことで刺繍糸で絵を描いていけるのです。写真をチャートにできるソフトやアプリもあるので、自分の好きな絵を描くことと同じことができます。
クロスステッチができないことを可能してくれたからかもしれません。クロスステッチの思いをあれこれ書きましたが、溢れる思いが強すぎてうまく表現できていないかもしれません。今の生活と自分の思いとがなかなか文字で表現することができませんでしたが、これからもクロスステッチ愛を表現していこうと思います。
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