こんにちは!no-seです。先日、奇跡の出会いをしてしまいました。(万年筆を買った時はいつも奇跡の出会いとかほざいてる)ですが、これは本当に奇跡の出会いでした。
引きこもり大好きな私もこういう日を迎えると、「用事もないのに街をブラブラするっていいよね~」「たまには出かけないと人間だめだね~」と言っちゃうぐらい、街に繰り出すべきだと実感しました。
実店舗での奇跡の出会い
先日インクを調達しにとあるお店へ行きました。コロナ禍を過ぎお店も雰囲気が変わり、聞くところによるとPILOTさんが撤退されたらしく、色彩雫もお取り寄せをするほどに・・・(廃盤になった稲穂がないかな・・・と期待していたのですが、残念)
何年という単位での久しぶり具合だったので、店内をブラつくと「むむむ???」とこんなところにこんなものが!!!とショーケースをガン見。それに気付いた店内さんが「見つけましたか?」といった具合で。
この子、この方、このお方・・・PARKER SONNETシズレがSALEになってるってどういうことですか???
SALEになっているって、訳があるんだろうとは思いながらも説明を聞くとペン先に不具合が生じたため、修理に出して、戻ってきた頃にはマイナーチェンジをしてしまっていたそうです。
「これ、店頭に置く?」と悩まれ、知らず知らずに時間が経ち、もう出し辛いよね・・・・とお蔵入りしてしまったようで。
現行品と違うところはペン先のデザイン・カラー(ロゴも以前のもの)・首軸(しゅじく)・クリップ・キャップ部分のゴールドの色合いなどよーく見ると違います。(2008-2010年製造の旧型)
現行品と並べて、私は旧型のシズレがよかったので、買うことにしました!
首軸:現行品=金属 旧型=樹脂 金属だと握りにくく滑るような感じがします。
ペン先のデザイン=現行品=ゴールド一色 旧型=バイカラー バイカラー好きなんです。
そしてそしてお値段がびっくりするぐらい違うのです。
最近の金の高騰からどんどん値上がり、旧型はその当時のお値段の15%引きで出ていたのです。飛びついてしまいました。(2倍とは言い過ぎですが、それぐらい違います)
何年も「いつかは手に入れたい」と言い続けた万年筆の1本
万年筆収集をして「いつかは手に入れたい」と思っている万年筆が何本かあります。そのうちの1本が「PARKER SONNET シズレ」でした。万年筆収集のきっかけとなったPARKER SONNETを初めて買った時は「定番」より「限定」につられて「パープル&パール」を選びました。
それからはいろんなメーカーの「限定」を追っかけ「定番」になかなか近付けない、未だに「限定」に弱いままです。
そんな中に「定番」の目玉商品と出会ってしまった・・・いい言い方では「もうそろそろ終わりにしないと・・・」悪い言い方では「いい加減に終わりにしろよな・・・」と神様が出会わせてくれたように思います。
万年筆の状態としては
持ち帰ってきたPARKER SONNETシズレ様はご機嫌麗しく、ペン先の状態も良好です。インクも私好きの潤沢な量が出て、引っ掛かりも全くなく、「本当に今日買ったばかり?」と思えるほどペン先のインクが馴染んでいます。
何と言ってもメーカー修理そのままです。店頭にも出てなかったので試筆もほとんどなかったことでしょう。
SONNETは女性的なイメージですが、このシズレはいい言い方をすれば「紳士」悪い言い方では「オッサン」
そのオッサンにはBlackインクしか私は選べませんでした。一歩譲ってもブルーブラック止まり。たぶん変えることなく「黒」一筋を貫くでしょう。
この1本を買ったことで思い切って「PARKER INK BLACKボトル1本お願いします」とバーでボトルキープしちゃったぐらいかっこつけて、ボトルインクを追加で買ってしまいました。シズレだけでボトル1本のインクを吸い切ってやる!!!ぐらい、ペン先良好なのがうれしいばかりです。
もういい加減、お財布どころか、通帳にもお金がなくなってきました・・・奇跡のいい出会いをしたのはうれしいではが、これ以上街に繰り出すのはやめようと思ってます(笑)もう無理・・・
今年の年末は宝くじでも買おうかな・・・
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